合格の処方箋

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マツコも驚愕!あなたの知らない個別指導の世界【個別指導も様々】

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あなたは「個別指導」と聞いて、何を想像するか?

塾・予備校の指導形態は、大きく3つに分類される。

ひとつは、集合授業、クラス指導などと呼ばれる、1クラスに20名~40名くらいの生徒が一斉に先生の授業を受ける形態。人数が多いと、成績別にクラス分けが実施される。塾・予備校の王道指導と言えようか。塾と言えば、このような指導スタイルを思い浮かべる方も多いはず。

次に、映像授業。主に大学入試を得意とする、大手予備校が近年勢力を伸ばし続けている。人気そして有名講師の授業を映像で配信するという画期的な授業スタイル。

塾の授業は、ライブで受講する(講師の生授業)という固定概念をひっくり返した。

受けたい講師の授業を物理的に受講できない大学受験生に、映像を通して受講可能にし、教育の地域格差をなくしたと言えよう。

最後に個別指導。ここ数年、個別指導と呼ばれる塾が一大勢力となっている。

個別指導の定義

 個別指導は、書いて字の如く「個別に指導する」である。

これは、どういう意味であるのか。

ひとつは、講師が生徒それぞれに合った指導をするという意味。

しかし、これも様々な解釈ができる。

一口に、個別指導と言っても

講師1人に対して生徒が2人、主流の指導形態である。

しかし、講師1人に対して生徒が3人、4人と言った指導形態の個別指導も存在する。

一方、講師1人に対して生徒が1人という完全マンツーマン指導をウリにしている個別指導も存在する。

個別指導の正解はこれということではなく、これだけ指導形態に違いがあるということをご理解いただきたい。

要は、個別という名がつく塾にいくつか指導形態が存在するということである。

もちろん、この指導形態によって授業料も違ってくる。

講師に対して、生徒の人数が多ければ多いほど授業料は安くなる。なので、集合指導の授業より割高なのである。

さらに、マンツーマンとなるとかなり高額な授業料となるが、講師を独り占めするのであるから当然である。ただ、個人的にはマンツーマン指導が、本当の指導スタイルであると思っている。

また、1対2や1対3の指導であると講師が生徒に平等に教える時間を割いているか?という疑問もある。いちいちひとりに掛かる時間をストップウォッチで計っていることはまずないので、多少の不公平はあるだろう。ひとり手の掛かる生徒がいるだけで、バランスは一気に崩れるし、質問したい時に一方の生徒に指導をしていたら、それが終了するまで、待たなければならない。この様な時間をロスすることもある。

これらを考えると自分自身だけに効率良く指導を期待できるのは、マンツーマンでありこれが本当の個別指導であると言う所以である。

次回へ続く