合格の処方箋

勉強や塾そして受験に関することをつらつら書いてます。

子供の成績が伸びないのは塾のせい?その塾選び間違ってる?

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そもそも塾に行く目的って何?

今や、塾に行っていない子供を探す方が難しい。

そして、駅を降りるとあちこちに目にする塾の看板。

その勢いは人が集まる駅前だけに留まらず、住宅地の中にも塾がポツンとあったりする。

少子化が現在進行中であっても、塾は何処も健在である。

それだけ、需要があるということだ。

塾に行くきっかけ

子供から「塾に行きたい」とか言い出したり、大学受験を控えた高校生が苦手科目をなんとかしたいと言った例を除いて、ほとんどが親が塾に行く主導権を握っている。

そりゃ、授業料を払うのは親なんだから当然と言えば至極当然。

最終的には、子供が納得する(ような)塾に行くことになるが、塾に行かせる時期や塾を選ぶファーストアプローチは、親である。

「子供の成績が良くない」とか「中学受験をさせたい」とか、塾の門を叩く理由は様々あるが、そこには親が子供に対するそれぞれの想いが詰まっている。

親の役割のひとつと言い切ってもいいぐらいだ。

塾探しと塾選び

「塾に行かせよう!」と思い立った親は、スマフォで情報収集するのがスタンダード。

 塾の指導形態や地域、目的別に検索し、一括資料請求できる便利なサイトや、口コミサイトで塾の評判を調べ、はたまたご近所のウワサやその塾へ通っている子供のママ友から情報収集したりと、塾探しにはぬかりない。

そんな親の愛情故の努力の結果、お眼鏡にかなった塾が絞り込まれる。

そして、「カウンセリング」とか「ガイダンス」と言った、入塾説明会や懇談のアポを取る。

当然、比較検討することは重要だと1日にいくつもの塾を渡り歩く親子もいる。

ここまでの工程は、間違っていないし、むしろ1托で決め打ちするより、時間が許す限り慎重にやってもらいたいところである。

なぜなら

極論を言えば、どれだけビッグネームで合格実績を挙げている塾であっても、相性が合わなければ、子供にとっては地獄の空間でしかないのである。

塾との相性って何?

塾は勉強するところ、相性なんて関係ない

楽しく塾行ってるし、いいんじゃないの

本当にそうなのか?

学校の勉強以上に塾へ行き勉強をしているのに、何故か成績が伸びない

そんな子供に、イライラして叱って、挙句は「塾やめなさい」

塾からの宿題をサボっているとか、論外だが

そもそも塾へ行くと言い出した親本人が塾やめろとか、傍で聞いてて訳わかんなくなりますよ。

これは、言っちゃいけないNGワード

勉強するのが本業の子供にとっては、たまったもんじゃない。

子供の成績は、塾行ってれば右肩上がりに上がるものではない。

かと言って、上がらないっていうのも何かある。

そんな時、行っている塾が子供に合っているか(相性がいいか)を疑って欲しい。

一口に塾と言っても、様々な特徴を持っており、メリットとデメリットを持っている。

その塾のメリット部分と子供の性格や勉強への取り組む姿勢、学力レベルや生活サイクルなどが合致している部分が多ければ多いほど、相性が良いと言える。

そして、一番大きな影響を受けるのが、担当する講師と子供との相性さらに、校舎を任されている責任者の教育方針と親の教育方針との共感である。

 

子供と塾、この相性の良し悪しを見極める具体的なポイントは、次回へ